「2020年3月増刊号 最新時事用語&問題」 から、気になったことを書いていこうと思います。 Amazon CAPTCHA
今日は「経済・金融 1」の「GAFA 世界を席巻するプラットフォーマー」をちょいと調べてみます。
概要
GAFAとは・・・
以下の4社の頭文字をとったもので、特に米IT企業の中でも巨大で影響力も大きい企業を指します。
- G : Google
- A : Apple
- F : Facebook
- A : Amazon.com
業界的にもこれらとの関わりもかなり深いため、奴らの凄さはみにしみます。(Facebookは最近よく知りません。)
あと、Microsoftも含めたGAFAMやFAMGAなどの呼ばれ方をするのもありますね。
プラットフォーマーとは
これもキーワードと思います。
例えばスマホにしても、現状はiOSとAndroidの二強(black berry? windows phone? tizen?...)で、その上で動くアプリは他社が作って、その中で課金ができて儲けれる。とか
SNSにしてもFacebookはユーザの情報をガッツリ集めて、広告をパーソナライズできるなど。
いわゆる、彼らが作ったサービスの上で他社が商売やサービス提供をして、ユーザはそこに集まりお金の動きが発生する。そして、そのお金の動きの数%をもらうのが彼らのやり方であり、プラットフォーマーというものですね。
他のタイプのプラットフォーマー
他のタイプと言いつつ、GAFAの企業がなを連ねるのも多々ありました。
BATH(バース)
中国の大手IT系企業の頭文字をとったものですね。(知らなかった)
- B : Baidu
- A : Alibaba
- T : tencent
- H : Huawei
FANG(ファング)
特にメディア系につよい大手プラットフォーマー
A がAmazonかAppleか迷った(Appleも最近動画のサブスクやってた気がした)ので調べたら、こういう略称は他にもありそうですね。
MANT(マント)
マジで初耳。そこでそんなワード作るんだ〜って感じ。FANGと全くかぶってないのはいい感じ。
巨大化するプラットフォーマーたち
その性質上、人や金が集まれば集まるほど良質なコンテンツが配信されたり、サービスが出てきたり、プラットフォームを利用する企業が増えるため、これらの企業はサービスが国境を超え非常に大きなものになります。
また、企業体系も新しく(米国と日本の税制の違いもありますが)研究開発費を大量に利用できたりするため、近傍へのビジネス展開やそれの改良も早いため、徐々に既存のサービスを食って売り上げを上げていく動きもあります。
直近ではGAFAM5社の合計時価総額が、東証1部の全企業の時価総額を超えたとのこと。
プラットフォーマの抱える問題
大量のデータが集まるプラットフォーマーと、EUの個人情報保護の流れから、個人情報保護のためのGDPRに違反しているということで、62億円の罰金が課された。
また、プラットフォームの利用料についても不満が上がっている。
例えば、iOSのアプリ内課金には数十%がApple側にとられて、残りがアプリ開発者に入るなど、プラットフォームが独占されているため払わざるを得ない状況になってはいるものの、不満は上がっている。
あとは、租税周りでも既存税法が追いついていないため問題が多く、やりとりや個人情報周りでも国家対GAFAの対立もあるそう。