学問のすゝめの二編を読んだので、自分なりに読み取ったことや読んだ感想をまとめて見た。
読んだのは青空文庫のものですが、段落については原本(慶應義塾)を参考にしています。
要約
目的を持って学ぼう。
文字を覚えることは「手段」であって、それを生かす目的を考えよう。
人はそれぞれ平等であるべき。
力があるから、弱者に危害を与えて良いわけではない。
大名だから頭を下げさせるのではない。互いに相互利益があってこその社会であるべき。
国民は国に税を納め、国は国民を守る。この相互利益のもとで国は回る。
たとえ、ある国民一人にとって不便利であったとしても、謹んで法を守りましょう。が...
バカは力で支配しないと分からない。
無学な人は欲深く、目の前の人を騙し法を逃れ、その法が何を意味するかも分かっていない。
徒党を組んで暴力に訴えたり、法の意味を取り違えて一揆したりと。
こういうバカに理屈の説明はできないし、甘い言葉に釣られる。だから苛政となる。
(釈迦も孔子もいい案無いから、是非とも苛政しよって言いそう)
だから私(福沢諭吉)は、苛政を避けたいのであれば学問を修めて賢くなり、政府と同等に話せる知識と地位を手に入れることをお勧めする。
今日は一旦ここまで。
段落ごとの詳細は以降省きます。