学問のすゝめ 初編 分からなかったり気になった単語

前々から目を通してみたいなと思っていた「学問のすゝめ」にチャレンジしてみました。

その中で意味が分からなかったり、ふと気になった単語をまとめて調べてみました。

畢竟

「ひっきょう」と読みます。
意味としては「つまり」とか「結局」という意味の副詞です。
初編では2回出てきて、つど「ん?」ってなっちゃいました。

分限

読みは簡単ですが、意味を取り違えていました。
「学問するには分限を知る事肝要なり。」とあって「リソース的な限界」な意味かと思いましたが
責任と読んだり人の妨げにならないことなどがネットで見つかりました。
自分が自由であることの裏返しとして、力に対しての責任などの意図がありそうです。

攘夷

尊皇攘夷」でみたことのあるこの単語。
ただ、理系で歴史はかじった程度だったので調べてみました。
意味としては、「外国人を追い払う」という意味のよう。
「攘」は「追い払う」の意味。 www.kanjipedia.jp 下の「夷狄」でも出てくる「夷」の文字は「夷人」から取っているようで、野蛮人などの意味を含むため外国人に対しての蔑視が含まれている単語です。 kotobank.jp

夷狄

「いてき」と読みます。
後ろの漢字は秋じゃないです。のぎ編じゃなくて、けもの編です。
www.kanjipedia.jp 文中にも記載がある通り中国の思想で、いわゆる中華思想における「外世界(華の外)を指す言葉で、未開・野蛮を意味する。」(夷狄のWikipediaより)

お茶壺

身分や威光について語られていた箇所で出てきた言葉です。
江戸時代に、宇治茶を宇治から江戸に運ぶ仕事をする人を指していたようです。

www.ktr.mlit.go.jp

仕来り

シンプルに「しきたり」ってこんな漢字を当てるんだなって思って

不覊

「ふき」と読みます。
自由奔放で束縛しえない・こと(さま)。という意味です。
「羈」自体で手綱という意味があって、それが無い=自由や束縛されていないことを表しているようです。

www.kanjipedia.jp

今日は以上です。